まちづくり実践会議

一般社団法人滝川青年会議所 まちづくり実践会議 基本方針

『生まれ育った このまちのために』

まちづくり実践会議 議長 小林 潤平

 このまちにはそばや味付けジンギスカン、日本有数の作付面積を誇る菜の花畑など自然豊かでたくさんの魅力があります。しかし近年滝川市も人口減少の問題を抱える中でまちの魅力を知る人が減りつつあり、さらなる過疎化が進み、まちの衰退にも繋がります。その状態を防ぎ止めるためにも私たちが率先して魅力を発信し、多角的な視野を持って市民を巻き込んだまちづくりを行う必要があります。
 まずは、「まちづくり=ひとづくり」であるという考えのもとにメンバーのスキルアップ及び知識向上のために、全国的に行われている人工知能を活用した企画や事業構築を行う事で、メンバーの視野を広げ、日常生活や会社経営に役立てることでまちの発展に繋げてまいります。つぎに、この地域に住んでいる人達との交流やまちを盛り上げるための事業、夏の風物詩として定着してきた「たきかわ納涼盆踊り花火大会」について、これまで滝川青年会議所が主体で実行委員会を立ち上げて行ってまいりましたが、継続発展させていくためにもSNSを活用した運動を行い持続可能な企画を構築するとともに、行政と連携した組織を展開し、市民を巻き込んだ運動を構築することでより一層花火大会へ愛着が湧き、皆様に愛され続け笑顔あふれる事業になるように挑戦してまいります。そして、このまちには日本全国に約20万人いるといわれる小児がんや心臓疾患などを抱えた子どもたちが「外で遊びたい」という夢を叶えるアジア圏で唯一の自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」があります。滝川青年会議所はこれまで多種多様な支援を行ってまいりましたが、難病と闘う子どもたちの夢と希望を実現できるこの施設の存在を市内外に発信し、支えることの重要性を伝えていくための事業を構築することで一人でも多くの子どもたちの笑顔のために支援の輪を広げてまいります。
 私は生まれ育ったこのまちになにか恩返しを出来ないかと考え、昨年度より入会しました。たきかわという地域で先輩諸氏の皆様は熱い志を伝承しながらまちづくりの運動をしてまいりましたが、私も紡がれてきた運動を受け継ぎ、滝川青年会議所を通じて出会えたメンバーとともに明るい豊かなまちを目指し、さまざまな挑戦を率先して行う若きリーダーとして一年間全力で邁進してまいります。